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綿布団の打ち直し

【打ち直し】

木綿わたのふとんを、側生地から綿わたを取り出し、打綿機と呼ぶ機械にかけます。

ふとんに入っている綿自体、数枚の綿を延べて重ねているのですが、 いったん機械にかけると、爪の付いたローラーでほぐし、短くなった繊維くずを取り除き、薄い綿のシートのような形の戻すことが出来ます。

この綿を使って、再びふとんに仕立てます。


わたの打ち直しではこんな問題を解決します。

  ・ぺちゃんこで寒い・かたい
  ・ふとんが重くて上げ下ろしが大変
  ・じめじめしている・カビ臭い
  ・側生地がやぶけた・ホコリがすごい
  ・サイズや厚さを変えたい

更に打ち直しとは、ふわふわな布団になるだけではありません。

【わたの打ち直しにはこんなメリット】

【1】
固くなったわたの繊維を機械でときほぐすので、あたたかさ(保温性)、汗を吸う力(吸湿性)が良くなります。
掛け布団5〜8年、敷き布団3〜5年に一度のお手入れが目安です。
(新品を購入された後は長いサイクルで。何度か打ち直しをされている布団は短いサイクルで打ち直しをされるのが良いです)

【2】
ふとんの中にとじこめられたダニやホコリもきれいに取り除きます
丸洗いクリーニングは汚れを落とすのが中心ですが、打ち直しは布団の中から手入れをします。

【3】
市販の安価な布団の中身は化学繊維のものが多く、熱がこもったり全然汗を吸わなかったりします。
一部の保育園では健康を考えてお昼寝布団を木綿布団指定としているほどです。

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